ムカデの習性
日本に生息するムカデの体長は7ミリ~13ミリ程度のものが多く、褐色や黒色の体色を持っている。ムカデの生息場所は落ち葉や倒木の下、草むら、土の中等です。ムカデのよく見られる時期は春~秋にかけて、特に5月~7月によく見られ、8月の暑い時期には少なくなり9月10月にまたよく見られるようになります。ムカデは夜行性で昼間は落ち葉の下や湿った場所におり、夜になるとエサを求めてウロウロしだします。梅雨の時期には家の中に入って来ることが多くなり、靴の中に入って知らずに噛まれる場合もあります。ムカデは肉食で頭部に毒牙をもっており、コレを使ってゴキブリやコオロギ等をとらえて食べます。冬は土の中にもぐっており、4月頃に目覚めて出てくる寒さに弱い生き物といえます。ムカデは肉食なので家の中の害虫を食べてくれるという意味では益虫といえます。しかし見た目の気持ち悪さと噛まれる怖さがあるのでやはり駆除したいという方が多いもの事実です。